『宮路一昭のミュージックファクトリー』(Vol.18)
2001年7月7日更新
皆様、お元気ですか?
御無沙汰してしまい申し訳ありません。
実は、前回のミュージックファクトリーからいろんなことがありました。
*奥さんが妊娠。(雅子さまと同じ頃に出産予定です!)
*家の引っ越し&作業部屋(プライベート・スタジオ)作り。
*引っ越ししたら、うちの奥さんがシックハウス症候群になってしまい入院。
*都庁&世田谷区の保健所のシックハウスの室内空気環境調査実施。
*長男の小学校入学で新生活の生活リズム作り。
*「ニャンダーかめん」の『サントラ2』のレコーディング。
*「桃太郎電鉄X(仮)」の音楽作曲&制作。
*プロボクサー日高和彦のテーマ曲(応援歌)『Victory Road -The Theme Of Kazuhiko Hidaka-』
のレコーディング。(日高くんは宮路の高校の後輩です。応援!ヨ・ロ・シ・ク!!)
*連日の猛暑で夏風邪?で5日間ダウン。
などなど、好い事&悪い事が一度に来たみたいでした。
おかげさまで奥さんの調子も大分良くなってきたみたいだし、プライベート・スタジオも完成しました。
これからバリバリがんばりま〜す。(72才まで家のローンがあるし!?)
それでは始めましょう。
今日7月7日は七夕だ!
宮路一昭の『ミューファクVol. 18』のお時間ですよ!
前回の『映画音楽の巨匠10番勝負!』
第5回目は、『エリック・セラ』でしたがいかがでしたか?
次回作の広末涼子出演の「リュック・ベッソン」監督作品がまたまた楽しみです。
さて、今回登場するマエストロ(巨匠)は、
今年で69才。
この人の音楽を知らない人はいない!?
もともとピアニスト!?
ボストン・ポップス・オーケストラの指揮者。
「スピルバーグ」や「ルーカス」と言えば!?
そうです、第6回目の今回は『John Williams』です。
ジョン・ウィリアムズは1932年2月8日生まれの今年で69才。
ニューヨーク州ロングアイランド生まれ。
ボストン・ポップス・オーケストラの第19代目の常任指揮者である。
(95年にキース=ロックハートがボストン・ポップス第20代目の指揮者に就任しました)
スピルバーグ監督との「ジョーズ」「スターウォーズ」「E.T.」「シンドラーのリスト」で
アカデミー作曲賞を受賞。
「屋根の上のバイオリン弾き」ではアカデミー編曲賞を受賞しています。
現在、最高の映画音楽作曲家の一人です。
ジョン・ウィリアムスには3人の子供がいます。
一番上が長女のジェニー・ウィリアムス(旦那さんもミュージシャンです)
2番目が長男でマーク・T・ウィリアムス
このお兄さんは、ドラマーでL.A.では有名なスタジオミュージシャンです。
そして、3人兄弟の末っ子がジョセフ・ウィリアムスで、3代目TOTOのボーカリストです。
(TOTOは宮路が音楽を始めるきっかけとなったバンドです)
ジョセフ・ウィリアムスですが、宮路がギター講師をしているESP/MI JAPAN グループの
『トライスクル・レコード』に所属しており、近いうちにジョセフと会えるかも!?
前回の「エリック・セラ」同様、
ジョン・ウィリアムスの父親もミュージシャンだったので幼い頃から音楽が生活にありました。
そのジョン・ウィリアムスの子供達もミュージシャンとはすごい家系です。
大学卒業後に音楽の名門であるジュリアード音楽院へと入学し、ピアノを本格的に学びました。
ジュリアード音楽院の学費を稼ぐために、夜はキャバレー等で働き、
バンドとともにジャズを弾いていたそうです。
有名な話ですが、ジュリアード音楽院の先生に
『あなたの才能ではクラシックのピアニストとして食べてはいけない!』と、言われたそうです。
そこで、ジュリアード音楽院卒業後、キャバレーなどで知り合った仲間とともに、
ジョン・タウナー・バンドを結成しています。
そしてポピュラーピアニストとして、いろいろな歌手等のレコーディングに参加しました。
そして、スタジオ・ミュージシャンとして、20世紀フォックスのオーディションに受かり、
ピアニストとして入団しました。
初めてスコアを書いたのが、
1963年のチャールトン ヘストン主演の映画『ダイヤモンド・ヘッド』でした。
宮路が生まれた年にはもう仕事バリバリだったんですね。
また、この頃から急成長したテレビ界へと入っていくのでした。
このころのスコアに『タワーリング・インフェルノ』と『ポセイドン・アドベンチャー』の
パニックアクション映画の名作があります。
映画のスコア以外にもコメディ音楽をよくやったそうです。
そんな中でもヘップバーンの『おしゃれ泥棒』は素晴しい音楽でした。
コミカルな音楽のなかにオーケストレーションが息づいて、
宮路が現在もっともインスパイアされてる音楽が詰まっています。
スピルバーグ作品には欠かせないジョン・ウィリアムスですが、
ジョン・ウェイン出演の『11人のカウボーイ』のサウンドに惚れてしまい、
スティーブン スピルバーグからコンタクトをとったそうです。
そしてスピルバーグは「続・激突カージャック」でウィリアムズを器用することを決めたのです。
その後は『ジョーズ』『E.T.』「レイダ-ス」シンドラーのリスト」等のヒット作品を
などのヒット作品を生んでいるのはご存時の通りだと思います。
このスピルバーグの紹介で、ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ」を担当し、
皆さんが御承知の通り映画史上記録的な偉業を残しています。
現在までにアカデミー賞ノミネート38回、受賞は5回です。
(『屋根の上のヴァイオリン弾き』『ジョーズ』『スター・ウォーズ』『E.T.』『シンドラーのリスト』)
また、1980年より、ボストン・ポップスオーケストラの音楽監督を93年まで勤め、
日本にも87年、90年。93年の3回日本に来日しています。
宮路は87年の日本公演を見に行きましたが、コンサートが凄く楽しかったのを憶えています。
そう言えば、今月7月20日に東京国際ファーラムAホールでボストン・ポップスオーケストラの
コンサートがあります。
興味がある人(癒されたい人)は是非お勧めです。
今回は、宮路がお世話になっている東芝EMIのST2に所属している『東儀秀樹』さんが、
ゲスト出演するそうです。
現在のジョン・ウィリアムスはボストン・ポップスオーケストラの名誉音楽監督としての地位を受け、
度々ボストン・ポップスを振っているそうです。
スピルバーグ&ルーカスとの出会いからジョン・ウィリアムスは映画音楽の巨匠、
ならびにアメリカを代表する現代作曲家としても確固たる地位を築いていったんですね。
宮路はジョン・ウィリアムスの音楽で映画音楽以外に大好きなのがあります。
それは、ジョン・ウィリアムスのスコアのオリンピックのファンファーレです。
84年のロサンゼルス大会を始め、ソウル、そして昨年のアトランタと素晴しい曲を書き上げています。
そういえば、すぎやまこういち先生も中央競馬のファンファーレが有名ですよね。
やはり、巨匠への道は『ファンファーレ』を極めるか!?
「ジョン・ウィリアムス」映画音楽の作品は余りにも多すぎるので、
宮路が好きな「ジョン・ウィリアムス」作品ベスト10を書きます。
第10位 The Towering Inferno(1974)タワーリング・インフェルノ
第9位 E.T. the Extra-Terrestrial(1982)E.T.
第8位 Amazing Stories (TV)(1985)世にも奇妙なアメージング・ストーリー
第7位 How to Steal a Million(1966)おしゃれ泥棒
第6位 Close Encounters of the Third Kind(1977)未知との遭遇
第5位 Jaws(1975)ジョーズ
第4位 Empire of the Sun(1987)太陽の帝国
いよいよベスト3です!
第3位 Superman(1978)スーパーマン
第2位 Star Wars: Episode IV: A New Hope(1977)スター・ウォーズ
そして、第1位は?
第1位 Raiders of the Lost Ark(1981)レイダース/失われたアーク
その他の代表作としては
『7月4日に生まれて』『セブン・イヤーズ・イン・チベット』『スペース・キャンプ』
『ニクソン』『サブリナ』『JFK』『推定無罪』『大地震』『プライベート・ライアン』などがあります。
そして、今後のスケジュールは
Minority Report 2001
A.I. 2001
Star Wars: Episode II 2002 スター・ウォーズ:エピソード2
Star Wars: Episode III 2005 スター・ウォーズ:エピソード3
が、予定されているそうです。
どれも楽しみなので、長生きしてね!ジョンさん。
ここで一言、
「ジョン・ウィリアムス」の作品で言えるのは、「一心同体」です。
『映像』+『音楽』=『一心同体』これこそが「ジョン・ウィリアムス」の『神髄』だと思います。
宮路もこの神髄に近付けるように頑張ります。
それではまた次回!
チャオ!